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全国大会 日本陸上競技選手権大会U16リレーに出場します

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RizeACは、日本陸上競技選手権大会 U16リレー(以下 U16リレー)に挑戦します。この記事では、出場決定までの舞台裏やこれからの想いを、選手たちのリアルな声とともにお届けします。

U16リレーって? 〜リレフェスからの進化〜

昨年までは「リレーフェスティバル」の一環として、都道府県代表チームがバトンをつなぐ形式でした。
Rizeの選手もこれまでに新潟代表として参加し、宮村・早津・明田川・大川・仲由・山口の6人が躍動。
ところが2024年でリレーフェスは終了し、今年からは学校・クラブ単位で出場できる “日本選手権リレー U16 4×100m” に形を変えました。
(詳細 ▶︎ 日本陸連公式

クリアすべき標準記録とスケジュールの壁

参加標準記録

男子45秒00  女子50秒90


記録対象期間 4月1日〜6月11日
ターゲットナンバー 45


ところがここで大問題。
新潟の中学生スケジュールは 7月1週目:通信大会 → 翌週:U16本戦 → 翌々週:県総体 という “三連戦”。
「全中(全国中学校大会)への準備と両立できるの?」――選手もコーチも頭を抱えました。

まずは選手たちの本音を聞いてみた

コーチからの質問
「U16リレー、Rizeで挑戦してみる?」

選手の答え
「とりあえず標準切ってから考えよう!」
「クラブでは全中のリレーに出られないから絶対出たい!」
「全中に集中したいから今回は出ません…」
「学校リレーじゃ全国は無理だけど、クラブの仲間となら行けるかも!」
「出るならフルメンバーで!」
「個人に集中したいのでリレーはパス!」

ポジティブも慎重派も半々。そこで決めた3つの方針がこちら👇

① とりあえず標準記録は突破しておく
② 突破後に改めて出場意思を確認
③ 通信・県総体など個人種目を最優先
④ 部活と掛け持ちの人は顧問の先生に出場の許可をいただく

一発クリア!そしてエントリーへ

短時間しかバトン練習ができない中で、当日ぶっつけ本番バトンもありつつ、日程が合うただ一度の記録会へ出場。
結果は・・・・・男女そろって一発で標準クリア!

すぐに再ヒアリングを行い、「出場したい!」と手を挙げた男女各6名でエントリー確定。
全員が走れるわけではなく補欠も含みますが、「それでも全国に挑戦したい」という熱意あふれるメンバーが揃いました。

この段階で、個人種目との兼ね合いや、部活のリレーとの兼ね合いでU16リレーからは抜けるメンバーも出ましたが、それでいいのです!それぞれの選手が置かれている状況は多様化しています。学校に陸上部がない生徒は中体連リレーには出場できないため、U16がリレーで全国に挑戦する唯一の機会になります。学校で全中出場が狙える選手は、学校のリレーを優先します。個人で全中がかかる選手も個人に集中するのは当然のこと。目指す大会が違っても、陸上を愛する心は同じ。俺たちはRizeファミリーだ!!

U16リレー本番までに残った課題

出場を決めたはいいが、タイトなスケジュールに変わりはありません。
全国で走るのは初めてという選手がほとんど、、、課題は山積みです

・全中路線試合との兼ね合い
・通信が終わるまでは個人種目優先!!
・限られたバトン練習(全員で集まれるのはあと3回くらい)
・スタメン争奪戦
・全国で戦う断固たる決意

コーチの独り言 〜日本一の先の景色を見てほしい〜

私は20歳で初めて全国を経験し、30歳のときに3度目の全国大会で優勝をつかみました。どんなカテゴリーであれ、全国大会での優勝経験は貴重な体験です。
だけど正直、もっと早く「日本一」を意識していれば、その先の世界に踏み出せたのでは…と少し後悔もあります。

だからこそ選手たちには、ある程度、早い段階で全国を経験してもらいたいし、日本一が見えたら、その先に何が待っているのかを想像してほしい。本気で日本一を目指すなかで貴重な体験を積んでもらいたい。
跳ね返されても何度でも挑み、その時が来たら、日本一の更に先の景色を自分の目で確かめてほしい――それが私の願いです。

最後に:応援よろしくお願いします!

全国の舞台に挑むチームRizeAC。
ハードな日程でも「挑戦の価値」を信じ、全力で走ります。
皆さんの温かい応援が、選手たちの背中を押す最大の力になります。
SNSのシェア・コメント・現地観戦、大歓迎! 一緒に全国へ駆け上がりましょう!
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ABOUT ME
RizeAC track&field
RizeAC track&field
陸上競技クラブチーム
新潟市を拠点に活動する陸上競技クラブチーム
陸上競技に特化し、専門的にトレーニングを行うチームとして2009年に設立。その後、2020年にはジュニア部門を立ち上げ、全国トップクラスのジュニアアスリートを育成している。
2022
福島全中7名
愛媛U-16 2名
国立U-16リレー 2名
大阪室内 1名
新潟県代表チームのメンバーとして男女ともに歴代最高記録樹立

北信越大会 入賞多数
県大会・通信入賞多数

2023
愛媛全中 3名
U-16 4名
国立U-16リレー 2名
大阪室内 3名
北信越大会 入賞多数
県大会・通信入賞多数

コーチは
後藤大介
(全日本実業団入賞・全日本マスターズ優勝・元マスターズ日本記録保持者・JAAF公認ジュニアコーチ)
池浦陽生
(全日本実業団ジュニア1500m 優勝 全中出場 JAAF公認ジュニアコーチ)
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