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文武両道2.0

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はじめに
熱心な陸上競技を行う中学生の皆さんと、保護者の皆様へ。学業とスポーツ、この二つを同時に追求することは、真の文武両道の精神を体現するものです。本記事では、学業と陸上競技の練習をいかに並行して行うか、その重要性と方法について、より深く掘り下げて解説します。学校ではホントの文武両道は教えてくれません。故に99%の学生は文武両道ができていません。

文武両道の神髄

継続性の重要性: 

スポーツと学業を常に並行して行うことで、練習と勉強の継続性が保たれます。日々の学業を怠らず、スポーツの練習にも励むことが大切です。試験前になって急に勉強を始めるのではなく、一定のリズムで学業と練習を進めることが、文武両道の実践に他なりません。この継続性は、精神的な強さと自己管理能力を育む上でも非常に重要です。
学業とスポーツのバランス: 

通常、テスト前には部活動が休止されますが、試合前に授業が休止されることはありません。これは学業優先の姿勢ですが、真の文武両道を目指すなら、学業とスポーツを等しく重視する必要があります。学業の成績と同じくらい、スポーツにおける成果も価値があると認識し、それぞれに適切な時間と労力を割り当てることが求められます。
成功への道

全国で活躍する選手の共通点:

私が指導した選手の中で、全国レベルで活躍する選手は、学業と練習を両立させていました。テスト前であろうと試合前であろうと、日々の学業と練習を継続することが、彼らの成功の秘訣です。試験前だからといって1週間も練習を休む選手はいませんでした。学業を犠牲にして陸上に専念した選手もいますが、彼らは高いコミュニケーション能力と地頭の良さを持っていました。競技力が向上するにつれ、個々の特性が重要になり、自らトレーニングメニューを考案し、競技動作の課題を見つけ、仮説を立てて検証する作業が必要になります。このプロセスには、基礎学力が不可欠です。地頭の良い選手であれば、必要な知識を必要な時に身につけることができるでしょう。しかし、可能であれば最初から学業とスポーツを両立させることが望ましいです。RizeACのメンバーには常々言っていますが、自分で考えることができない馬鹿は速くなれません。
時間管理能力の育成: 

両立を実現するためには、優れた時間管理能力が必要です。これにより、全国レベルでの練習量を確保しつつ、学業を怠らない基盤が築かれます。時間管理能力は、日々のスケジュールを計画し、優先順位をつけ、効率的に行動することで養われます。
学業優先の弊害: 

学校の部活動ではテスト前に活動が休止され、学業が優先されます。この考え方を社会人に当てはめると、ビジネスの現場は常に重要な局面が続き、資格取得や試験勉強も必要です。社会人は常にテスト前の学生のような状態にあります。多くの選手は大学卒業後にスポーツを辞めますが、これは文武両道や時間管理を学んでいないために継続できなくなるからです。筆者は社会人になってからも10年以上競技を続けましたが、社会人になった当初、学生時代の時間管理や考え方では全く練習ができないと悟り、完全両立で並行して仕事と競技を行っていく時間管理に切り替えました。その結果、簡単ではありませんでしたが、全日本実業団で入賞したり、全日本マスターズで優勝するだけの競技力で陸上競技を継続することができました。

保護者の役割とサポート

保護者は、子どもたちが文武両道を実践する上で重要な役割を担います。以下の点に注意してサポートしましょう。
環境の整備: 

家庭での学習環境と休息の場を整えることが、学業とスポーツの両立を支えます。静かで集中できる勉強スペースと十分な睡眠が、子どもたちのパフォーマンス向上に繋がります。
コミュニケーションの促進:

定期的なコミュニケーションで、子どもたちの学業とスポーツの進捗を把握し、助言や励ましを提供しましょう。
健康管理のサポート: 

栄養バランスの取れた食事と適切な休息をサポートし、子どもたちが最高のコンディションを維持できるようにしましょう。
子どもの意思を尊重する: 

子どもが自分の意思で判断し、自立していくことを尊重しましょう。保護者としては、子どもの意見を聞き、彼らの決断を支えることが重要です。

まとめ

文武両道は、スポーツと学業を単に行うことではなく、それらを継続的に並行して行うことです。学業を怠らず、スポーツの練習も怠らないバランスが、中学生が将来に向けて健全な心身を育て、社会で活躍するための基礎を築きます。
最後に理想的な時間管理の例を記します。これを参考に自身の時間管理の参考にしてください。
平日はこのペースを続けるだけです。
休日は日中に練習したり、勉強したり、友達と遊んだりすればいいです。大切なことはレースと一緒で決めたペースを無暗に崩さないことです。「昨日まとめて5時間勉強したから、今日は勉強しやくていいや」はやってはいけません。まとめてやる、まとめて休むは絶対にしない。陸上の練習と同じです。
みなさんの中にある文武両道をバージョンアップさせて「文武両道2.0」にしませんか?
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ABOUT ME
RizeAC track&field
RizeAC track&field
陸上競技クラブチーム
新潟市を拠点に活動する陸上競技クラブチーム
陸上競技に特化し、専門的にトレーニングを行うチームとして2009年に設立。その後、2020年にはジュニア部門を立ち上げ、全国トップクラスのジュニアアスリートを育成している。
2022
福島全中7名
愛媛U-16 2名
国立U-16リレー 2名
大阪室内 1名
新潟県代表チームのメンバーとして男女ともに歴代最高記録樹立

北信越大会 入賞多数
県大会・通信入賞多数

2023
愛媛全中 3名
U-16 4名
国立U-16リレー 2名
大阪室内 3名
北信越大会 入賞多数
県大会・通信入賞多数

コーチは
後藤大介
(全日本実業団入賞・全日本マスターズ優勝・元マスターズ日本記録保持者)
矢野秀樹
(日本選手権・国体・インハイ・インカレ・全日本実業団で入賞)
猪口悠太
(インハイ・国体・学生個人で入賞)
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