G-4EVRJFE4ML hdxMnRklLphLD2cVZoIYQdkGSTx3M1Rni4GjRBNwaV0 シーズンインから1か月――差がつくのは“今ある武器”の磨き方!|RizeAC
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シーズンインから1か月――差がつくのは“今ある武器”の磨き方!

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シーズンインから1か月、調子はどう?「全然タイムが上がらない…」とため息をつく人もいれば、「お、いい感じ!」とニヤけている人もいるはず。でもね、その差は冬に仕込んだパーツと、いまの使い方でほぼ決まります。

地域差はハンデじゃなく“個性”だ!

新潟は南北に長いから、同じ県でも環境はバラバラ。

海沿い・雪少なめ勢 → 3月から外でガンガン加速走。

山沿い・雪深め勢 → 体育館でドリル三昧、ようやくトラック解禁。

このギャップがそのまま記録に出るのは当たり前。だから、春先のタイムで他人と比べて落ち込む必要はありません。逆に今自分が勝っているからと言って全く安心はできません。

Check! まずは「自分のスタート位置」を正確に把握しよう。

“全部やり直し”は春夏シーズンを捨てる宣言!?

この時期に聞こえてくるのは、思い通りの動きができず、記録がでなからといいて「全部やり直します!」「一から作り直します!!」という宣言。それほんとに大丈夫?いまから全部やり直していて間に合うと思ってるの?

「フォームが崩れている」「スピードが足りない」焦って基礎からリセットしたくなるけれど、それはもう春夏シーズン捨てますと言っているようなもの。いまから基礎鍛錬をして、技術的な見直しをして、走り込みをやり直し・・・全部終わるの9月頃だよね??
春夏捨てて、秋シーズンに賭けるならそれでもいいと思うけど・・・ほんとにだいじょぶそう?

今はリセットよりリファイン。冬に作ったパーツは、あなたの財産。バラすのではなく、組み上げ直すフェーズに入りましょう。

いま持っている“武器”を尖らせろ

ここからは「どんな武器を磨くか」を決めるフェーズです。スタートダッシュ型、ストライド型、ピッチ型――自分がどこで勝負するかを明確にし、その強みが光るトレーニングを計画に落とし込みましょう。

例:
ストライド型:大きな歩幅をロスなく推進力へつなぐ。出力の大きさと早さを重視

ピッチ型:高い回転数を維持し、後半の失速を抑える。リズムとタイミングを重視

自分のタイプを把握したら、その武器が最も輝くメニューを週に1〜2回組み込み、週末のテスト走で伸びを確認する――このシンプルなサイクルを回していきましょう。

春先の試合は“データ採取”のステージ

陸上は勝負の世界。でも4〜5月は結果よりプロセス。

ライバルのタイムに一喜一憂しない

自分のプラン通り走れたかをチェック

課題は次週のトレーニングで即アップデート
簡単な課題を何週も引きずらない

今日の敗因は明日の伸びしろ。データを取るからこそ、6月以降にピークを合わせられます。

まとめ:春夏は“武器研ぎフェーズ”、秋に“刈り取る”

地域差は個性。雪国でも勝てる。

冬のパーツは壊さず組み上げ直す。

持っている武器を尖らせることに全集中。

春先の試合はデータ採取でOK。

さあ、今日も自分の武器を磨いて、次のレースでドヤ顔フィニッシュを決めよう。


※あくまで冬季練習をしっかり積んだ選手にあてはまる内容です

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ABOUT ME
RizeAC track&field
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陸上競技クラブチーム
新潟市を拠点に活動する陸上競技クラブチーム
陸上競技に特化し、専門的にトレーニングを行うチームとして2009年に設立。その後、2020年にはジュニア部門を立ち上げ、全国トップクラスのジュニアアスリートを育成している。
2022
福島全中7名
愛媛U-16 2名
国立U-16リレー 2名
大阪室内 1名
新潟県代表チームのメンバーとして男女ともに歴代最高記録樹立

北信越大会 入賞多数
県大会・通信入賞多数

2023
愛媛全中 3名
U-16 4名
国立U-16リレー 2名
大阪室内 3名
北信越大会 入賞多数
県大会・通信入賞多数

コーチは
後藤大介
(全日本実業団入賞・全日本マスターズ優勝・元マスターズ日本記録保持者・JAAF公認ジュニアコーチ)
池浦陽生
(全日本実業団ジュニア1500m 優勝 全中出場 JAAF公認ジュニアコーチ)
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