2023日清カップ新潟県予選
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RizeAC
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2023全日本中学校陸上競技選手権大会(全中)にRizeACメンバーが3名出場しました。女子走高跳で野村寧音が見事5位に入賞しました。
通称「全中」と呼ばれる中学生を対象とした全国大会です。主催は「全国中学体育連盟」となっており、学校単位での参加が基本でした。今年度からは中学部活動の地域移行への一環として、クラブチームでの参加が認められています。
全中に出場するためには、「標準記録」を突破する必要があります。通常、陸上の試合では一定の期間内に公認大会において標準記録を突破すれば良いのですか、全中の場合は特殊です。 各県で開催される指定大会にて標準記録を突破する必要があります。 新潟の場合は、「通信大会」と「県総体」のいずれかで標準を突破する必要があります。 他の公認試合でいくら記録を出しても認められませし、上記2試合が荒天で記録が低迷したとしても救済措置はありません。この全中参加システムには多くのクラブ関係者が制度を変更すべきだと声をあげています。
今年度の開催場所は愛媛県松山市にあるニンジニアスタジアムでした。 ニンジニアスタジアムは昨年U-16大会の会場となったスタジアムで、今年もU-16が同スタジアムで開催される予定となっています。
男子800m 中村亜簾 女子走高跳 野村寧音 女子100mH 安部夢花
RizeACメンバーの野村寧音が女子走高跳で160cmを跳び5位になりました。 野村は小学生の頃からRizeACに在籍、走高跳に取り組み始め、6年時には新潟県で1位になりました。 野村が進学した中学校には背面跳びに対応した高跳マットは配備されていなかったため、クラブで週3回高跳の練習を積んできました。 複雑な技術と繊細な感覚が要求される走高跳ですが、野村は器用なタイプではない為、技術の習得には時間を要しました。中学1年の秋頃から徐々に記録を伸ばし、昨年は中学2年生ながら全中に出場。自己記録を跳べば入賞という状況でしたが、力を出しきれず記録無しに終わり、初めての全国大会は苦い経験となりました。それから1年、U-16選手権や県・北信越大会で大きく成長した野村は2回目の全中で見事5位入賞を果たしました。 昨年の悔しい全国から1年間、全国大会に出る為の練習では無く、「全国で戦うための練習」を積んできた野村の努力が身を結んだ結果と言えるでしょう。 しかし、本人は自己ベストを更新できなったので悔しさも残ると話していました。次戦はUー16に出場予定です。今後も野村の活躍に期待です!!
全国初出場、中村亜簾(鳥屋野3)
中村は昨年、全国優勝を果たした脇川・宮村(共にRizeメンバー)の後輩に当たります。昨年の全中に出場したRizeメンバーたちに憧れ、RizeACに入会希望を送ってきました。しかし当初は「速い人と走りたい」「Rizeに入れば速くなる」と思っていたので、コーチに入会を断られていました。その後、体験練習を経て、Rizeメンバーの個人個人の意識の高さや、トレーニング対する取り組み方にふれ、他人任せではない「自分自身の努力」大切さに気づきました。 とても明るく、チームの中心にいるアレン。 全中では力を発揮しきれなかったけど、次に全国に立つときは勝負できるようにしようね!全国大会の空気感は特別だよね!それがわかっただけで収穫!!
中2で全国出場!安部夢花(坂井輪2) 安部は中学2年生ながら全中出場を決めて愛媛で走りました! 安部は練習量が極めて多い選手でしたので、Rize ACに入って最初に学んだことは「正しく休む」ことです。いいレストがなければ、いいトレーニングはできませんからね。 Rize ACでは、まずたくさんやっていた練習を減らし、週単位のトレーニング計画を立てるところから始まりました。ハードル専門の矢野コーチと共に、急速に力をつけ、全中標準を突破。 2年生の今年は全国大会の下見です。昨年の野村がそうだったように、今年1回全国で走ってみて、来年は「全国で戦える練習」を積んでもう一度!! 来年の安部に期待です!!
全中に出場した3選手の感想は少しづつYoutubeにあげていきます。 お楽しみに〜。